さて、新版のウェブラウンジがオープンいたしまして、TWITTERなどでご要望をお伺いしました所、『花園』についての衣装の資料を見たい!というご要望をいただきました。『花園』の衣装は演出家の考えをベースに、衣装家・摩耶さんが一着ごとに試行錯誤して創作をしたため、残念ながらお見せ出来る資料がございません。ですので代わりに、作品創作に関する演出資料を本日は極秘(ここだけで)公開!どうぞお楽しみくださいませ。

まずはメインビジュアルのラフ画(主宰の伊藤が作成)です。母と息子、そして花が舞い散る様子が描かれております。宣伝美術デザイナーの目黒水海さん、宣伝写真の田中和孝さんのお力で、美しいビジュアルを創り上げることができました。

2000年構想時のタイトルイラスト

『花園 HANAZONO』は構想約18年の時を経て実現したプロジェクトですが、こちらは2000年時に主宰の伊藤がノートに書いた、『花園』のイメージです。悲しげに花園を去る誰か、というモチーフがすでに現れています。

舞台装置のイメージメモ

そしてこちらは、2019年創作時の主宰作成の舞台美術イメージメモです。このようなアイデア図を元に、美術家・池宮城直美さんが流木を用いた舞台美術のプランを策定し、舞台監督の西廣奏さんが関東近郊のダムを4箇所ほど車で回り流木を大量に入手して舞台装置を創り上げて下さいました。そして実は、その池宮城直美さんの舞台美術が2019年All About ミュージカル・アワードにてスタッフ賞を受賞したのです!

と、ちょっとだけ『花園 HANAZONO』の創作舞台裏をご覧頂きました。(本当に創作スタッフの皆さまのお力が素晴らしいのです!)皆さま、お楽しみ頂けましたでしょうか。どうぞ引き続き、舞台芸術集団 地下空港の世界観、お楽しみくださいませ。

地下空港管制塔

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